2017年9月8日 (金)
柏市の柏の葉キャンパス駅徒歩1分で通いやすい歯医者さん
柏の葉駅前歯科、院長の西村です。
先日、糖尿病専門医のお医者様のお話を聞く機会がありました。
そのお医者様が面白いことをおっしゃっていたので紹介させていただきます。
歯周病は強い炎症ではありません。でも長期に続く弱い炎症です。
糖尿病には極めて大きな影響を与えます。
糖尿病と歯周病は炎症でつながっています。
糖尿病は食べ過ぎが原因と教わりましたが、本態は脂肪細胞の炎症です。
中性脂肪をため込んだ脂肪細胞は炎症を起こします。
そして中性脂肪は悪いホルモンを出します。
血圧を上げる、血糖値を上げる、不整脈を起こす、心筋梗塞・脳梗塞を起こす
様々な悪さをします。
内臓脂肪はゴミだめと同じです。
内臓脂肪の炎症を通して、全身に悪影響を及ぼします。
歯周病は歯周ポケットのプラークと免疫との戦いです。
歯と歯茎は血管がいっぱいあります。
その歯茎から血が出るということは血管に穴が空いたということです。
歯周病菌は血流を通じて全身を駆け巡ります。
だから歯周病は恐ろしい
歯周病は骨(歯槽骨)を溶かす病気です。
通常であれば歯は抜けません。しかし歯周病で溶かされた骨では歯を支えきれなくなり抜けてしますのです。
このことを皆さんはご存知だったでしょうか?
私たち歯医者がしっかり伝えきれていないので、患者様だけでなく医療に携わっている、糖尿病のことはなんでも知っているお医者様ですら知らないことがあるのです。
歯周病は恐ろしい病気です。原因は菌です。
症状もなく、痛くなく、いつの間にか確実に骨を溶かしていきます。
そんな歯周病は歯磨きで防ぐことができますが、歯磨きだけでは防げません。
なぜかというと、歯周病の原因であるプラーク(細菌の塊)が硬くなると歯ブラシでは取り除くことができないからです。
歯医者に痛くなってからでしか行かない。
ここ何年も歯医者に行っていない。
歯茎から血が出る。口臭が気になる。
どれかに当てはまる方は
歯科医院での検診、クリーニングをお勧めします。
歯科治療は痛くなってからでは、期間もかかり、費用もかかります。
おまけに痛い思いまでしなければなりません。
そんなことは誰も望んでいないはずです。
今なら費用もかからず、痛い思いもせずに済むかもしれません。
放置すれば確実に問題は起こります。
歯医者はみんな患者様に辛い思いをしてほしくはないのです。
できるだけ痛みも少なく、回数も少なく治療を終えたいのです。
痛くなってからではそうもいきません。
柏の葉駅前歯科では予防歯科に力を入れています。
痛くなる前に歯科医院へ行ってお口のクリーニングをしませんか?
そして元気で健康な体を保ちませんか?
そのお手伝いをさせてください。
柏の葉駅前歯科 Tel 04-7126-0858
カテゴリー: 柏の葉ブログ